高齢者の自動車保険値上げ

損害保険大手の損保ジャパンが、4月に自動車保険(任意)の保険料の年齢区分を細分化し、高齢者ドライバーの保険料を値上げすることが6日、分かった。国内大手損保では初めて。首位の東京海上日動火災保険は7月から、三井住友海上火災保険も2011年度以降に新しい年齢区分を導入する計画。いずれも高齢者ドライバーの保険料引き上げを検討しており、こうした動きは損保業界全体に広がりそうだ。

損保ジャパンは全体の保険料を平均で1・5%引き上げる。70歳以上の高齢者の場合は8%超の値上げとなるケースもある。損保各社はこれまで高齢者の事故率悪化による保険金支払いの増加を経営努力で吸収してきた。ただ、高齢化の進行で自動車保険分野の収益力が悪化した。

東京海上日動火災保険は、2月22日に自動車保険(任意)の保険料を年齢区分を細分化し、高齢者の保険料を値上げすることを明らかにした。高齢者以外では値下げの場合もあるため、全体平均では据え置きとなるが、70歳以上では6%超の値上げのケースとなる場合もある。
高齢ドライバーの割合が増え、保険金支払いが増加しているため。高齢者の保険料引き上げは損保ジャパンが4月からの実地を決定したほか、三井住友海上火災保険も検討している。

東京海上では、これまで35歳以上の保険料を一律としてきたが、7月からは30歳以上を10歳ごとに区切り70歳以上を一律とする新区分に変更する。
35歳以上のゴールド免許保有者で、対人・対物無制限などの標準的な契約で現行の保険料は、年8万9550円。改定後は「60歳以上70歳未満」で9万1510円と2.2%、70歳以上で9万5330円と6.5%の値上げとなる。(共同通信より)


自動車保険の値上げのニュースですが、高齢者を対象に値上げとなりました。昨年度中に、大手自動車保険全社が事実上の値上げをしたばかりでしたが、今回の損保ジャパンの高齢ドライバーを対象とした値上げですが、保険料収集の現象に保険金支払いの増加が重なり採算悪化に歯止めがかからないためというもの。

各社とも値上げ幅を1%程度にとどめるほか、割引制度の拡大など顧客離れに必死であるなか、高齢者を対象にした保険金の値上げとは、それだけ高齢者による事故が多い現状が今回、浮き彫りになったようですね。